11月9日は、さおちんと暮らして丸2年。
そして11月10日は、
さおちんの14歳8か月のお誕生日でした。

記念日が重なるスペシャルな11月なので

さおちんが大好きな
ほわんほわんのシフォンケーキでお祝いをしました。
2日に分けて ゆっさんといっしょに
美味しく食べようね。

ああ、さおちん、うれしいね。
この日が迎えられて ほんとうによかったねえ。

この2か月ほどは、毎日調子が上がったり下がったりして
通院も検査もお薬も
なんだかとっても大変で
さおも私も疲れてしまったけれど
別方面からのアプローチと治療を開始して
ようやく、落ち着いてきました。
「生きてる限り永遠に飲み続けなければいけないんじゃないか。」と
どんより真っ暗な気持ちで心配していたステロイドも、
完全に切れるようになりました。
漸減が本当に難しくて うーんうーんと頭を抱えたけれど。
やっとまたここから
新しいスタートがきれそうです。
まもなく15歳のさおちん。
「元気」というのかどうかわからないけれど、

さおちんのまったりペースでは
とっても元気です。

おいしいものいっぱい食べて
好きなことを楽しんで
すやすや気持ちよく眠って
笑顔で溢れる時間をいっぱい
いっしょに過ごそうね。
今日は、我が家に来てくれる前の
さおちんのお写真をここに載せたいと思います。
さおちんを大事に保護してくださっていた動物病院の先生が
我が家に来るまでの間のやり取りの中で
メールで送ってくださっていた大切な画像です^^
できる限り順番どおりに載せていきます。
2年前のさおちんは、やっぱり若いなぁ。(と、言っても12歳か。笑)











そして
さおちんをお届けくださったとき。

本当にね、今振り返っても 心から感謝したいほど
素晴らしい譲渡でした。
よく「どこから譲り受けるのが一番安全ですか?」と
聞かれることがあるのですが
私はいつも迷わず
「私は動物病院からの譲渡が一番良かったです」と答えています。
SAKUのときも、さおのときも 本当に素晴らしかったもの。
・・・もう感謝しかない。
先生方に さおは立派な姿を見せようとしたのか
用意したこのベッドに一目散にピョン♪と乗ってくれました。
あの時 すごく嬉しかったなぁ、私。
自分のベッドだ。ってわかったのかな。

私は、さおちんが来てくれることが、本当に楽しみで
毎日ワクワクしながら やたら張り切って、断捨離して
せっせとこの場所を作ったの。


0歳児のゆっさんに いつもごはんを取られて
困っていたけれど、その顔もとても可愛かったな。

さおちん。
今日までありがとう。
そして
へなちょこな飼い主だけど
明日からも
どうぞよろしくね。
これからまた私は 圧にならない程度に
なるべく気づかれないように
さおが、ふっと時々消しかける火を、
そっと足していこうと思います。
たぶん・・ぜったい
もうここからは限られているから、全力で。
ぜんぶ、いろいろ どんなことも
永遠ではないから
残された日々の短さ
旅立ちの時はいつだって少し怖いけど
これも希望のかたちだってちゃんと分かってる
たとえ、ここからの命が短くたって
誰よりも深く
沢山の愛に包まれるように。
最後に。
さおを迎えたときに書いた日記の文章を
一部 加筆&訂正して記します。
*:..。o○☆゚・:,。
咲桜は、動物病院で保護されていました。
元々は、一般のおうちで家庭犬として
12年半 飼われていました。
ネグレクトからの飼育放棄だと聞いています。
それなりに訳ありで色んな話も聞いています。
・・・どうしようもなく 仕方のない理由が
きっと色々あったのだと思います。
でも 過去がどうであれ、
私は 「もうこの子に『可哀想』はいらない。」と思っています。
「可哀想」も「悲惨」も「悲劇」も そんな肩書はもういらない。
大事なのは、「これからの暮らし」なのだから。
互いの信頼を深めながら
心から安心できる場所を作って
清潔な器に新鮮なお水と
おいしくて安全な食事を用意して
毎年のフィラリアやワクチンの予防をして
病気になればきちんと動物病院で治療をして
出来る限りストレスを減らす努力を重ね
季節に合わせ 生活環境を整え
日々のケアをして
身体を清潔に保ち
「かわいいね、おりこうだね。」と
いっぱい笑って
いっぱい話しかけて
たくさん抱きしめてあげること。
そういう当たり前の「幸せな犬」にすることができるのは、
咲桜の飼い主である私だけ。
不幸をまき散らすのではなく
私は これからも
希望の側に立ちたいのです。
*:..。o○☆゚・:,。
*ごく稀に、迎えて何年たっても「可哀想で不幸な保護動物」として
周りの方にお話しされたり、「不幸な動物のまま」延々と飼われている方がいらして・・・
静かに隣でじっと話が終わるのを待っているわんちゃんを見るたびに・・・
なんというか・・
私は とても悲しい気持ちになることがあります。
できたら これからは、可哀想をアピールするよりも
今の暮らしの素晴らしさや「うちの子のかわいい自慢」で愛犬・愛猫と一緒に
楽しく暮らしてもらえたら 私個人的にはすごく嬉しく思います。
過去や出身がどうであれ、その子はもう「おうちの愛犬」であり、
決して「保護犬」のままではないですしね。
大事なのは過去ではなく「今」と「これから」。
どんな出身のどの子も みんないっしょにルルルン♪と
Pet Care Stationで 愛犬・愛猫の
「とっておきのかわいい所探し」&自慢大会ができたらいいな。と思います