身体をやさしくほぐしながら。
先日。さおちんの鍼灸治療の日に合わせて
ご希望くださったお客さまわんこたちも
いっしょにせんせの施術を受けられました。

いつもせんせは、鍼灸治療以外にも
飼い主さまがホームケアとしてご家庭でできる
効果的なマッサージや指圧、ストレッチ、
食事管理などのお話も個々してくださるので
私も聞き逃すまいといつもできるだけそばで
じっくり耳を傾けています。


(わんちゃん自身の緊張度合いにも配慮しつつなので
写真撮影する時としない時があります。
載せられてないわんちゃんたち、ごめんなさいっ)
飼い主様の中には、ご自身が鍼灸治療や
漢方などを受けた経験がある方もいらして
その効果を飼い主さまご自身が感じておられる方もいらっしゃいますが、

東洋医学に初めて触れるわんちゃんやねこちゃん、
そして飼い主さまにとっては
わからないことばかりのはず。

でも、だいじょうぶっ。
せんせは、できるだけ詳しく治療内容や効果について
お話をしてくれます。

鍼灸治療は、それ自体が直接病気を治すわけではなく
治療することで身体全体のバランスを整えて
その子自身の自然治癒力を高め、自分自身で回復していくのを
助ける治療です。

西洋医学とは違う角度からアプローチしていく治療であり
西洋医学との併用を行なったほうが良いことも
お伝えくださいます。

どの程度の改善を目標にするのか
またそこに到達出来た後、
どのようにしていくのか

逆に効果がみられなかった場合は、いつまで続けて行くのかなどを
よく話し合って、治療の間隔や回数を決定していただいています。

副作用についてご心配される飼い主さまもおられるのですが、
適切な診断と治療方法のもとに鍼治療が行われた場合、
副作用はほとんど起り得ません。

ただ東洋医学では、ストレスも身体の不調を引き起こすと
考えられていますので、暴れてしまうわんちゃん・ねこちゃんを
無理やり押さえつけて。という治療は行いません。
そっと触れてリラックスさせてから始めてくださいます。

治療後に、全身倦怠感、脱力感などにより
一時的にぐったりすることがありますが
身体のバランスが改善していく過程だと言われていますので
通常は数時間から1日くらいで元に戻ります。

神経系・運動機能系の疾患や
老齢動物にはリハビリテーションも併用すると
さらに効果的なのだそう。

先にも書きましたが、
鍼灸治療やマッサージの治療は西洋医学と併用しても
問題はなく、むしろ東洋医学だけに頼らず
必ず西洋医学と併用することを、強くお薦めしています。
どんな状態であってもそれに応じた治療ができるのは
東洋医学の良い点ですが、急性疾患や手術が必要になる疾患では
西洋医学の治療を優先してください。
一方、慢性疾患や病後の回復期、終末期医療などにおいて
応用医学の治療を併用することによって動物の自然治癒力を高め
西洋医学の治療の後押しをし、QOLの向上に繋げることができます。
これからは、どうぶつにとっても飼い主さまにとっても
東洋医学と西洋医学の良い部分を補い合って治療する
総合医療が理想的なように思います。
どちらかだけでなく
どちらもだいじなのですよね。
*:..。o○おまけのさおちん☆゚・:,。
さおちんは、3週間に1回の鍼治療と
合間は、おうちで枇杷の葉温灸をしています。
健康維持のためのぬくぬくTime。

おばあちゃんであることもあるのですが、
元々の骨格の問題で
頸椎と腰が弱いさおちん。

老犬に良い元気の出るスタミナのツボもいっしょに
ぬくぬくあたためます。
どんな顔をしてるかというと・・・
「・・・かいぬし〜〜」

「さお ねむくなってきたあ〜・・・・」

高齢のわんちゃんは、枇杷の葉温灸が
好きな子が多いそうで、さおちんも本当に大好きです。
さおちんのうっとりしたお顔を見るたびに
飼い主はものすごく嬉しくなるのです。
Pet Care Stationで、野口せんせ印の
枇杷の葉&雪ノ下温灸セットも販売していますので
ぜひお店でご覧になってくださいね。
きれいきれいの時に、お試し温灸もいたしますし、
おうちでの使い方のお話もさせていただけます。
お気軽にお尋ねください☆
*:..。o○☆゚・:,。*
さおちんは 2月10日で
14ちゃい11かげつのお誕生日を迎えました。

来月は いよいよ 15ちゃい。
なんだか ほんとに・・・
さおを見てると しあわせーな気分になります。
さおちん。
ここにいてくれて
ありがとう。
- 2017.02.12 Sunday
- 東洋医学からのケア
- 08:13
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- by *Pet Care Station*